アドセンス審査用ブログの作り方!2020年合格時の構成やポイントも

アドセンス審査用ブログの作り方

「アドセンス審査用ブログの作り方が分からない」

「アドセンス審査に関する情報が多すぎて混乱する」

「実際に合格したブログの構成を具体的に知りたい」

年々難しくなっていると言われるアドセンス審査。

合格するポイントがサイトによって違いますし、結局何を目安に書けば良いのか分かりませんよね。

そんなあなたのお悩みを解決すべく、2019年、2020年ともに一発合格した私が、

  • 審査用ブログとは
  • アドセンス審査用ブログの作り方
  • 合格時の記事数や構成など細かいポイント

など審査用ブログの作り方を分かりやすく解説してきます!

Contents

アドセンス審査とは?なぜ審査用ブログが必要なの?

Googleアドセンスのトップ画像

まずは知っておきたい

  • アドセンス審査とは?
  • なぜ審査用ブログが必要なのか

について簡単に説明しますね。

アドセンス審査とは?

アドセンス審査とは「Googleアドセンス広告」を利用する前に行われる評価のことです。

「アドセンス広告を貼るのにふさわしいブログなのか?」

という部分をGoogleに審査され、合格がもらえたら広告を貼って、ブログ収益化ができるというわけです。

参考:【図解】ブログで稼ぐ仕組みを解説!アフィリエイトやクリック広告とは?

なぜ審査用ブログが必要なのか?

Googleアドセンスポリシーに違反しないようブログを作るわけですが、肝心のアドセンスポリシーを読んでみてもよく分かりませんよね…

しかも、自分がブログに書きたいテーマでアドセンス審査に合格できるとは限りません。

そこで、
徹底的にアドセンス審査対策を施したブログを作り、合格しよう!という作戦です。

これを一般的に「アドセンス審査用ブログ」と呼んでいます。

合格後は自分の発信したい内容のブログに変えてしまってOKです!

アドセンス審査用ブログの作り方と手順を説明

ブログを作り上げていく画像

それでは早速、アドセンス審査用ブログの作り方と手順を説明していきます。
流れとしては次の通りです。

  1. 独自ドメインを使ったサイトを立ち上げる
  2. ブログのタイトル・サブタイトルを決める
  3. プロフィールを作る
  4. プライバシーポリシーを載せる
  5. カテゴリーを作る
  6. 価値提供ができる記事を書く
  7. 審査用ブログの構成や記事内容を確認する
  8. アドセンス審査に申し込む!

独自ドメインを使ったサイトを立ち上げる

初回のGoogleアドセンス審査には無料ブログで申し込みができません。

無料ブログとは、楽天ブログ・はてなブログ・アメブロなど企業が運営するブログサービスのこと

申し込み時点で次のような画面になってしまいます。

アドセンス審査に無料ブログは登録できない画像

したがって、アドセンス審査に出すブログは、独自ドメインを使ったサイトにしましょう。

今お持ちのサイトがワードプレスであるなら、そのままでOKです!

審査用ブログのテーマを決める

ブログのテーマを決める画像

審査用ブログのテーマは1つに絞りましょう。
1つの分野に特化したブログの方が、専門性が高まり、Googleに評価してもらいやすいためです。

つまり、アドセンス審査にも合格しやすくなりますよね。

専門性といっても「お役立ち情報」程度のものでOK。
例えば次のようなテーマは書きやすくてオススメです。

  • 子育てブログ
  • 料理ブログ
  • 旅行ブログ
  • スポーツブログ
  • 地元のオススメ紹介ブログ
  • 趣味(過去に経験したこと)ブログ

自分が今持っている経験や知識を誰かに教えられる(=自分だから書ける)テーマにしましょう。

また、避けた方が良いテーマもあるので紹介しておきます。

避けるべきテーマ①
  • アダルト
  • お酒
  • タバコ
  • ギャンブル

まずこの4つは必ず避けましょう。
テーマは避けていても、水着の女性の画像が引っかかることもあります。

その他に、

避けるべきテーマ②
  • 医療
  • (薬・病院・予防法など)
  • 政治 (選挙・政府機関など)
  • 財務 (税金・保険など)
  • 法律 (離婚・養子縁組など)
  • 人のグループ (宗教・人種など)
  • ショッピング (商品・店舗・決済など)
  • 栄養、進学、転職、ダイエット、美容など

この辺りは「正確な専門知識」が重要になるので、権威のない個人ブログが発信してもGoogleに評価されません。
※このようなジャンルを「YMYL」といいます。

YMYL=Your Money or Your Life
(直訳すると「あなたのお金と人生」)

「個人の将来の幸福、健康、経済、または安全性に影響を及ぼす可能性があるページ」

例えば、
ダイエットサプリの記事で間違った情報が伝わり、それを見た人の健康が損なわれる可能性がありますよね。
そうなると誰も責任を取れませんし、危険な事態を避けるためにもGoogleは「評価しない」としています。

ブログのタイトルを決める

ブログのタイトルを考える画像

アドセンス審査用ブログのテーマが決まったら、次はタイトルとサブタイトル(キャッチコピー)を決めましょう。
ここからは具体例を用いてやっていきますね。

例えば「料理のレシピ紹介」をブログテーマにするとしましょう。
次の2つのタイトルをパッと見てどちらのブログが読みたくなりますか?

①「pinaのレシピ紹介ブログ」

②「離乳食へ応用も!ワンオペ育児ママpinaの時短レシピ」

迷うことなく②の方が

  • 子育て世代の中でもワンオペ育児をやっている人向け
  • 離乳食へ応用可能な時短レシピが書いてある

と、ブログの内容がすぐ分かるので、読んで得るものが多そうですよね。

ブログのタイトルは

  • 誰が読んで得するブログなのか
  • 具体的にブログの内容が分かるように

という点を意識して決めましょう。

ブログのサブタイトル(キャッチコピー)を決める

ブログのタイトルが決まったら、サブタイトル(キャッチコピー)を決めましょう。
サブタイトルには、「タイトルの補足説明」を入れます。
タイトルには入らなかった追加情報を伝えるイメージです。

タイトル
「離乳食へ応用も!ワンオペ育児ママpinaの時短レシピ」

サブタイトル
「0歳と2歳のママpinaが、ワンオペ育児向けの美味しい時短レシピを紹介するブログ」

この情報からさらに、

0歳児も育ててる人が書いてるブログ
=「離乳食へ応用OK」に説得性が出る

ということも伝わりますね。

プロフィールを作る

続いて、固定ページにプロフィールを作りましょう。
プロフィールには、

  • どんな人間がこのブログを書いているのか
    (私だからこの内容が書けるんだ!という要素)
  • ブログの内容に説得性を持たせる情報
    (ブログタイトルに沿った内容にする)
  • 連絡先のメールアドレス

を入れるようにしましょう。

例えば、ブログタイトル
「離乳食へ応用も!ワンオペ育児ママpinaの時短レシピ」のプロフィールであれば、

みなさん、初めまして。
ブログを運営しているワンオペ育児ママpinaです!

現在は0歳と2歳の子供がおり、 朝から晩まで完全ワンオペ育児で忙しい日々を過ごしています。

  • 2歳児と夫の食事の準備が大変…
  • 0歳の離乳食もあるからもっと大変…

といった悩みを私自身が工夫して解決してきました。

このブログでは、同じような問題を抱えているワンオペ育児ママのために

  • 離乳食に応用可能な
  • 時短なのに美味しい

レシピを画像付きで紹介しています!
時短レシピのリクエストや質問もお待ちしております。

連絡先:〇〇@gmail.com

連絡先のアドレスにメールが届くことはありませんが、念のため捨てアドレスにしておきます。

固定ページに作ったプロフィールは、グローバルメニューに載せましょう。

プライバシーポリシーを載せる

プライバシーポリシーとは、個人情報保護に関する考え方や方針に関する宣言のことです。
簡単に説明すると、サイトを訪問した人向けに「クリーンなサイト運営をしているよ!」と示すものです。

しかも、オリジナルな文章でなくサンプルのコピペでOK

「プライバシーポリシー サンプル」と検索し、出てきたサイトを参考にして固定ページに設置しましょう。

コピペと言っても、運営者情報などの書き換えは必要です!

サンプルの運営者名を自分の名前に変えましょう。

運営者名はニックネームOKです。)

プライバシーポリシーもグローバルメニューに載せましょう。

カテゴリーを作る

記事を書く前にカテゴリーを2つか3つ設置しましょう。

ブログタイトル
「離乳食へ応用も!ワンオペ育児ママpinaの時短レシピ」であれば単純に

  • 和食
  • 中華
  • 洋食

とかでも良いですし、

  • 冷凍作り置き
  • 当日30分で完成
  • 離乳食へ応用OK

に用途別で分けても良いですね。

カテゴリーも、「ブログを読む人にとって親切な分け方」を意識して設置しましょう。

価値提供ができる記事を書いていく

価値を提供する画像

アドセンス審査に合格するためには「オリジナルで読者が得する記事」を書く必要があります。

また、文字数は「読み手が満足する分量」が目安です。
(大体1500〜2500文字程度になるかと思います。)

コピペは厳禁ですが、他サイトの情報を

  • 「参考にする」
  • 「リライトする」

にも明確な違いがあります。
以下の記事を参考にして、Googleに評価される記事を書いていきましょう。

ブログの構成や記事内容を確認する

審査用ブログの構成は、次に紹介する「2020年も合格したブログ」でチェックしましょう。

それぞれのブログ記事の内容は

  • タイトルと見出しの内容が合っているか
  • 見出しと本文の内容が合っているか
  • 読者が分かりやすい文章になっているか (誤字脱字はないか)

という点を意識して、アドセンス審査に出す前に「必ず」記事を読み直してみましょう。

【アドセンス審査】2020年も合格したブログの気になること紹介

アドセンス合格画面

ここからは実際に、2020年も合格したブログの「構成」や「気になること」を紹介していきます。
アドセンス審査前の最終チェックにも利用してみてください。

  • ブログのトップページ構成図
  • アドセンス審査から合格までの期間
  • 使ったテンプレートについて
  • ブログのジャンル
  • ブログの記事数や文字数
  • カテゴリー数
  • グローバルメニューに載せたもの
  • サイドメニューに載せたもの
  • 画像は何を使ったか

を順に紹介していきますね。

合格したブログの構成

まずは、アドセンス審査で合格したブログのトップページ構成図がこちらです。

アドセンス審査用ブログの構成画像.001

分かりやすいように白黒にしていますが、実際のサイトは色やテンプレートの仕様などで見た目は変わります。

アドセンス審査から合格までの期間は?

2020年9月26日にアドセンス審査に申請し、2日後の9月28日に合格メールが届きました。

あくまで目安なので、人によっては1週間程度かかることもあるようです。

テンプレートは何を使った?

私の場合は有料テンプレートの『ハミングバード 』を使用しました。

テンプレートに関しては、有料・無料どちらでもOKです。

ただし、ブログ立ち上げ初期のテンプレートは「初期設定のまま」とみなされる可能性があるので避けましょう。

ブログのテーマは?

アドセンス審査に合格時のブログテーマは「料理レシピ紹介」でした。

ブログテーマは、自分の経験や知識を誰かに教えられる(=自分だから書ける)内容で勝負しましょう。

ブログの記事数や文字数は?

2020年にアドセンス審査に申請した時点では6記事でした。
2日間の審査中は追加で1記事更新しています。

審査が長引くこともあるので、審査中も記事更新することをオススメします。

文字数は1記事につき1500〜2500文字程度でしたが、あくまで「読み手が満足する分量」が目安です。

ブログの記事公開後は必ず「読者の気持ちになって」見直しましょう。
そうすれば、誤字脱字や日本語の間違いにも気付きやすくなります。

カテゴリー数は?

カテゴリーは3つ設置しました。
アドセンス審査に申請した時点では、6記事を2記事ずつ振り分けています。

1つのカテゴリーに記事が偏らないように、均等な記事数を意識しましょう。

グローバルメニューは?

2019年、2020年の合格ブログのグローバルメニューには、以下の項目を載せました。

  • プロフィール
  • サイトマップ
  • 問い合わせ
  • プライバシーポリシー

「クリーンなサイトを運営してますよ!」とアピールするためにも、すぐに目に入るグローバルメニューを活用します。

全て固定ページで作成し、グローバルメニューに表示しましょう。

サイドメニューは?

2020年の合格ブログのサイドメニューには、以下の項目を載せました。

  • 検索窓
  • 人気記事ランキング
  • カテゴリー

読者にとって使いやすい機能を搭載した方が、Googleからの評価も得やすくなりますね。

画像は何を使った?

2020年のアドセンス合格ブログでは、

  • オリジナル
  • フリー素材

の両方の画像を使用しました。

テーマは「料理レシピの紹介」でしたので、途中経過や完成図などは自分でオリジナルの写真を撮って使いました。

文字だけでなく、適度に画像もあった方が読みやすい記事になります。

オリジナルの画像を用意できないときは、フリー素材を使用しましょう。
参考までに、私がよく使うフリー素材のサイトを紹介しておきます。

アドセンス審査用ブログが完成したら申請しよう!

生徒が課題を提出している画像

アドセンス審査用ブログで記事が書けたら、勇気を出して申請してみましょう!

>アドセンス審査申し込み画面へ

Googleは気まぐれですので、審査期間も合否もそのときによります。
万が一落ちても、またそのときに対策を練り直せばOKです。

この記事を読んで下さったあなたの健闘を祈ります!

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