この記事ではユーザーの行動を分析するツール「Googleアナリティクス」について紹介します。
Googleアナリティクスを使うと、サイトを訪れたユーザーを分析出来ます!
導入から設定方法まで分かりやすいように解説しますので、初心者の方でも安心です。
Googleアナリティクスとは

「Googleアナリティクス」とは、Googleが提供する「サイトへの訪問者数」、「サイト内でのユーザーの行動」などのアクセス状況を分析できる無料ツールです。
「Googleアナリティクス」で集計したデータを活用し、Webサイトの改善を行えます!
ここまでの説明を聞いて、「とても難しそう…」と思った方がほとんどかもしれません。
ですが、実際に分析でデータを使うのはサイトにある程度のアクセスが集まってからになりますので、現時点で全てを理解する必要はないです。
アクセス数が増えてきた時に改めて勉強すればいいので、設定だけやっておきましょう!
Googleサーチコンソールとの違い
「Googleサーチコンソール」は、検索キーワードの確認、サイトに不具合がないかを分析するツールです。
一方で「Googleアナリティクス」は、サイトのアクセス状況を分析するツールなので少し違うツールになります。
イメージが掴みにくい方もいるかもしれませんので、ここでは「店」という具体例でイメージしてみましょう!
「ビル1室を借りて店を出す」イメージに当てはめると…
- Googleアナリティクスの設定
→来店したお客さんの人数や経路チェック - Googleサーチコンソールの設定
→店の評判チェック(お客さんの来店経路を知る)
WordPressでは、このような「ビルを借りて自分の店を出す」作業をWeb上で行っていきます。
具体例をイメージしてみることで、「今やっている作業の目的」が何となくイメージできますよね。
今回はサイトのアクセス状況を分析したいので、「Googleアナリティクス」を使用していきます!

【初心者向け】Googleアナリティクスで出来ること
Googleアナリティクスで出来ることは主に5つあります。
- リアルタイムでサイトの利用状況がわかる
- サイトにの訪問者数、訪問者がどんなユーザーかわかる
- どんな経路でサイトを訪れたかわかる
- サイト内での訪問者の動きがわかる
- サイトの成果達成状況がわかる

無料なのに多機能で素晴らしい分析ツールです!
Googleアナリティクスの登録方法
Googleアナリティクスの登録には、「Googleアカウント」が必要です。
既にGoogleアカウント取得済みの方は、②Googleアナリティクスに登録するから読み始めればOKです!
Googleアカウント未作成の方はこのまま読み進めてください。
①Googleアカウントの作成
まずはGoogleアカウントを作成していきます。
Googleアカウント作成ページへアクセスし、アカウント情報を入力していきましょう。
入力が終われば、「次へ」ボタンをクリックします。


電話番号の入力を間違えるとSMSが届かないので、注意しながら携帯番号を入力し、「次へ」ボタンをクリックしましょう!


しばらくすると、先ほど入力した携帯電話番号へGoogleからSMSが届きます。
確認コード・・・「G-」+数字6桁のコード


アカウント作成画面に戻り、SMSに届いた確認コードを入力します。
(「G-」は既に入力されているので、数字6桁だけ入力でOKです)


「生年月日」と「性別」をそれぞれ入力し、「次へ」ボタンをクリックしましょう。


以下の画面が表示されますが、今は不要なので「スキップ」ボタンをクリックでOKです。


「プライバシー ポリシーと利用規約」が表示されますので、一番下までスクロールして「同意する」ボタンをクリックしたらアカウント作成完了となります!





以上でGoogleアカウントの作成が完了です!
②Googleアナリティクスに登録する
続いて「Googleアナリティクス」に自身のサイトを登録していきましょう!
Googleアナリティクスへアクセスし、「測定を開始」ボタンをクリックします。


任意のアカウント名を入力し、4つ全てにチェックを入れたら「次へ」ボタンをクリックしましょう。
(アカウント名の例:アナリティクスなど)


任意のプロパティ名を入力し、「レポートのタイムゾーン」と「通貨」を設定したら「詳細オプションを表示」ボタンをクリックします。
(プロパティ名の例:自身のサイト名など)


ウェブサイトのURLには自身のサイトURLの「https;//」より後ろの部分をコピペでOKです。
「Googleアナリティクス4と~」と「Googleアナリティクス4プロパティ~」の2つにチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。


「業種」「ビジネスの規模」を選択し、三箇所にチェックを入れたら「作成」ボタンをクリックしましょう。
- 業種 ・・・ 「インターネット、通信事業」を選択
- ビジネスの規模 ・・・ サイト運営が個人なら「小規模」でOK


「Googleアナリティクス利用規約」が表示されるので、「日本」を選択しチェックを入れて下にスクロールしていきます。


一番下まで来たら再びチェックを入れ、「同意する」ボタンをクリックします。





以上でGoogleアナリティクスの登録が完了です!
Googleアナリティクスの設定方法
WordPressとGoogleアナリティクスを連携させていきましょう!
Googleアナリティクスにアクセスして、画面左下にある「管理」ボタンをクリックして管理ページを開きます。


「UA-」から始まるプロパティを選択し、「トラッキング情報」>「トラッキングコード」をクリックします。


「UA-」から始まるトラッキングIDが表示されるので、これをコピーしておきましょう。


ここからは私が推奨している設定方法を4つ紹介します。
WordPressとGoogleアナリティクスを連携する方法はいくつかありますが、一般的に言われている方法は難易度が少し高く、初心者にはオススメ出来ません。
そこで私がオススメする方法は「それぞれのテーマから設定する」やり方です。
「テーマ」 ・・・ Webページ全体のテンプレートのこと
「テーマ」には色々と種類があり、それぞれ設定箇所が少し変わってくるんですよね。
ここでは私が推奨しているテーマ4つそれぞれの設定方法を説明していきますので、自分に合ったテーマだけ確認してもらえればOKです!



ご自身の使用しているテーマが既に分かっている方は
以下のリンクから飛んで下さい!
自分の使っているテーマを確認する方法
「自分の使っているテーマがよく分からない・・・」という方は以下の手順で確認出来ます!
ダッシュボードを開き、「外観」>「テーマ」をクリックしてテーマ一覧を表示しましょう。


テーマ一覧が表示され、「有効」と書かれているテーマが現在使用しているテーマになります!
(下の画像の場合は「SWELL」のテーマが適用されています)


「SWELL」から設定する
ここからは「SWELL」での設定方法を説明していきます!
ダッシュボードにあるメニューから「SEO PACK」ボタンをクリックします。


設定画面にある「Googleアナリティクス」タブをクリックして開きましょう。


「gtag.js」を選択し、トラッキングIDをコピペしたら「設定を保存する」ボタンをクリックします。
以上でGoogleアナリティクスの設定が完了です!


「Cocoon」から設定する
ここからは「Cocoon」での設定方法を説明していきます!
ダッシュボードのメニューから「Cocoon設定」ボタンをクリックして設定画面を開きましょう。


「アクセス解析・認証」タブがあるので、クリックします。


トラッキングIDが表示されるのでこれをコピペし、「gtag.js(公式)」を選択しておきます。


一番下までスクロールし、「変更をまとめて保存」ボタンをクリックします。
以上でGoogleアナリティクスの設定が完了です!


「SANGO」から設定する
ここからは「SANGO」での設定方法を説明していきます!
メニューにある「外観」>「カスタマイズ」ボタンをクリックして、カスタマイズ画面を表示させましょう。


カスタマイズ画面が表示されたら、「サイトの基本設定」をクリックします。


「Google Analyticsの設定」という項目があるので、クリックして設定画面を開きましょう!


トラッキングIDをコピペし、「アクセス解析にgtag.jsを使う」にチェックを入れ、「公開」ボタンをクリックします。
以上でGoogleアナリティクスの設定が完了です!


まとめ:GoogleアナリティクスとWordPressを連携させよう


今回ご紹介した「Googleアナリティクス」を使用すると、サイトのアクセス状況を分析できます。
テーマから設定すれば初心者でも簡単に設定出来るので、オススメです。
導入しておけばサイトの運営に役立ちますので、必ず導入しましょう!

